カルダノ創設者チャールズ・ホスキンソン氏は12日、XRPの分散型金融(DeFi)機能の実現について言及した。同氏は、カルダノのプライバシー特化型パートナーチェーン「Midnight」を通じて、XRP保有者に新たな運用機会を提供する構想を明らかにした。推定1000億ドル以上とされる未活用のXRP流動性を解放する取り組みとして、業界の注目を集めている。
Midnightがもたらすプライバシー機能
Input Output Global(IOG)の最高経営責任者であるホスキンソン氏は、スコット・メルカー氏との対談の中で、Midnightが他のブロックチェーンとの接続点全てにプライバシー機能を追加すると説明した。2025年末にローンチされたMidnightは、ゼロ知識証明(ZK)暗号技術を活用し、プライベートなスマートコントラクトの実行を可能にする。
同氏の提案は、XRPをMidnight上にラップし、レンディングやボロウイング、イールドファーミングといった複雑なDeFiアプリケーションでの利用を可能にするものである。これらの取引データは秘匿性が保たれる一方、パブリックな性質を持つXRP Ledger(XRPL)では実現が困難だった機能である。Midnightは事実上、XRPエコシステムの「プライバシー層」として機能する設計となっている。
XRPコミュニティとの協業加速
ホスキンソン氏は昨年12月、XRPコミュニティに対して意外な働きかけを行った。エディンバラ大学で開催予定の共同DeFiサミットに招待すべき「トップ15プロジェクト」のリストを求めたのである。IOGは既に、カルダノの公式ウォレット「Lace」にネイティブXRPサポートを統合することを表明している。
この動きは、従来競合関係にあったブロックチェーンプロジェクト間の協力関係構築という、業界の新たな潮流を示している。プライバシー技術とスケーラビリティを組み合わせたインフラ整備により、XRP保有者は資産を維持しながら、より高度な金融サービスへアクセスできる環境が整いつつある。DeFi市場全体の成長にとっても、大規模な流動性の参入は重要な転換点となる可能性がある。
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XRP DeFi、Midnight、ゼロ知識証明
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